1796年、開拓初期のケンタッキーで、ベイジル・ヘイドンが蒸留したのが始まり。のち1882年、孫のレイモンド・B・ヘイドンが祖父の創業に敬意を払い、自社バーボンに"オールド・グラン・ダッド (おじいちゃん)"という酒名を付けた。現在はジム・ビーム社でつくられているが、昔ながらの甘い感じの芳香、ライ麦に由来する味などの特徴はそのまま残すようにつくられている。酒名の数字はプルーフ表示で、半分にすると度数になる。"86"は6年熟成品。"114"は樽出しのままの強さ、複雑味に優れ、あと味が長く続く。