ケンタッキー州バーズタウンの蒸留所、ヘヴン・ヒルで蒸留されたバーボン原酒を買い受け、独自に長期熟成させたデラックス・バーボン。日本には、1990年からお目見えした。その昔、セント・ニックと呼ばれたバーボンづくりの老人がいた。毎年、クリスマス・シーズンが近づくと、特別に熟成させたバーボン秘酒を、少量瓶詰めして売り出していたという。その故事にちなんでのネーミング。現在は、ヘヴン・ヒル原酒の熟成していく状態を、わずか3人で見守り、瓶詰め作業も3人の手で、年に2回行うのみ。当然、発売量はごく限られている。いずれもバーボンらしい芳香となめらかな味わいをもつ。しかも、野性味を感じさせるコクも、アクセントとしてきいている。8年、15年、17年それぞれに樽出し強度の品も入荷。ほかに、12年、18年、19年、20年も入荷している。