1950年代まで、イギリスでホワイト・サテンというジンが、高い人気を持っていた。製造元は、サー・ロバート・バーネット社。ロンドン・ドライ・ジンとしては香味が濃厚で、それが人気の主因だった。また、ホワイト・サテンは、ジンの俗語。そんな酒名もあって人気を集めた。1960年ごろ、シーグラム社が買収。新しい世代のための軽快なドライ・ジンにモデル・チェンジし、社名をブランド名にして発売した。クセのない辛口が身上で。現在、キリン・シーグラム社が、日本でライセンス生産を行っている。