ロンドンのダンカン・ギルビー & マセソン社と提携して、メルシャンが国内生産しているドライ・ジン。原酒は、イギリスから輸入したものを使っている。酒名は、16世紀のイギリスの女王エリザベス1世のことを指しているが、当時はまだドライ・ジン出現以前のことだから、女王とこのジンのつながりはない。ただ、女王の時代、イングランドは安定と発展の礎を固め、シェークスピアなどの才能が華開いた。その遺徳をしのび、イングランドを代表する酒の名に採用されたのである。カクテル・ベースの向きだが、オン・ザ・ロックにも適している。