ジャマイカ産のラム。発売元のザ・ラム・カンパニーは、1889年、イタリアの資本家ユリウス・フィッシャーが、スイスのバーゼル市に設立した酒類商社。その後、西インド諸島のジャマイカに進出。首都キングストン市に現地法人を設立。さらにパリにも現地法人を設けた。本社は今でもバーゼル市にある。ホワイトは、3~5年熟成原酒を活性炭濾過したもので、酒質に厚みがあるが、シャープな切れ味、クリーンで爽快感ある風味が特徴。ゴールドは、樽出しのあと活性炭濾過をしないので、樽による熟成感が感じられる。ダークは、単式蒸留による原酒を、内側を焦がした樽で3~5年熟成させたもので、野性味と芳醇さが一緒になったヘビー・ラム。J・Bは、キングストン市のトレロニー社が蒸留、瓶詰めし、ザ・ラム・カンパニーが販売しているラム。