西インド諸島東部、小アンティル諸島にあるマルティニク島の産。マルティニク島は、フランスの海外県で、フランス資本のラム会社が、島の繁栄を支えてきた。19世紀には、数十社が生産をしていたが、1902年にプレー山の大爆発があり、大きな被害を出した。このラムのラベルに昔のベロニー・ブルー・ディヨン社の後継者とあるのは、その大爆発で壊滅した会社の後継者であることを表示したもの。ラ・マニー(モーニ)は、フランスのノルマンディ出身のモーニ公爵が、1749年マルティニク島に移住し、手造りのラム蒸留をしたのが始まり。現在、マルティニク島のラム・メーカーとして、クレマン社、セント・ジェームス社と並んで手堅い優良ラム生産者に数えあげられている。エイジドは木樽熟成3年品。7年は古樽熟成7年の上級品。オル・ダージュは熟成古酒のみを使った高級品。ほかに'79、'84のヴィンテージも入荷。