正式には、1833年の設立だが、実際の蒸留業はそれ以前から行われていた。グラスゴーから北へ20km、ちょうどハイランドとローランドの境界線上に位置する蒸留所。ダムグイン丘のふもとにあることから設立当初はグレン・グインと称していたが、1876年に現オーナーのラング社に買収され、グレンゴインという名称に変わった。グレンゴインとは鍛冶屋の谷の意。同蒸留所では、ピート処理をしていないモルトを使用。プレーン・オークの樽とシェリー樽でそれぞれ熟成させた2種類の原酒をヴァッティングすることにより、オリジナルなテイストをつくり上げている。