グラスゴーのはずれにある蒸留所の生産。創業は1828年。酒名はゲール語で野良の片隅の意味。モルトの蒸留は2回行うのが普通だが、ローランドでは伝統的に3回行われてきた。この蒸留所もその製法を踏襲しており、穏かで繊細な味わいのモルトを生産している。その他にも木製の発酵槽やランプ・グラス型の蒸留器を使用し、蒸留加熱方法に蒸気蒸留式を採用するなど、個性的な製法を続けている。