メキシコ、タマウリパス州アルダマ町の小規模醸造業者がつくるテキーラ。この蒸留所は、1970年代、この地で農場を経営していたジレルモ・ゴンサレスが設立したもの。銘柄名のチナーコとは、1850年代のラ・レフォルマ(大改革)と呼ばれるメキシコの内乱において戦った闘士のこと。大手テキーラ・メーカーに戦いを挑むという意図が込められている。8年から12年間生育したアガベを100%用いたテキーラ。発酵時に補糖を行わず、アガベがもつ糖分のみを利用している。ブランコは蒸留後30日以内、アネホは2年以上熟成させてから瓶詰めされる。