アメリカの酒類企業、ヒューブライン社の製品。現在、ウオッカとしては世界第1位の売上を誇っている。スミノフ・ウオッカというブランドは、1818年ピエール・スミノフが発売したのが始まりだが、ロシア革命により、子孫のウラジーミル・スミノフはパリに亡命。小工場で、亡命ロシア人のためにウオッカをつくるようになった。これが西欧でウオッカが知られるもとになった。1933年、ロシア生まれの米国人、R・クネットがパリを訪れ、スミノフ・ウオッカのアメリカとカナダでの製造権を買って帰米。これをさらにヒューブライン社が買収し、1939年から米国産スミノフ・ウオッカを発売した。1946年、ハリウッドのバーで誕生したモスコー・ミュールはヒューブラインの社長とバーのオーナーが仕入れすぎた、ジンジャー・ビアーを売るために考え出したカクテルである。アルコール度数40度(750ml)、50度(750ml)のほかに、天然レモン・フレーバーと天然ライム・エキスを配合したフレーバード・ウオッカのシトラス・ツイスト(37.5度、700ml)、原料に100%ロシア産のグレーンを使用して、モスクワで製造しているブラック(40度、700ml)がある。腰が強く、シェーク・スタイル・カクテル向き。