デンマーク産のウオッカ。製造元のザ・ダンツカ・ウオッカ社は、オールボー・アクアヴィットをつくってつくっているダニスコ・ディスティラーズ社の子会社。首都コペンハーゲンに本社を置き、蒸留工場はファルム村にある。親会社のダニスコ・ディスティラーズ社は現地名をDe Danske Spritfarikker(略称DDS)といい、1973年まで、同国の酒類専売公社だったが、EC加盟により専売が禁止され、競合会社の出現を許すようになった。しかし現在でも同国最大の酒類企業の位置にある。ダンツカ40°と50°は、100%グレーン・ウオッカであり、活性炭で入念に濾過して、雑味のない、すっきりした味わいに仕上げてある。ブラック・カラントは、グレーン・ウオッカに、ミネラル分を取り除いた水をブレンドし、黒すぐりから抽出した香料を添加したもの。シトロンは、レモン風味が爽快.アルミ製のシェーカー型ボトルを採用した珍しい容器は、ヨーロッパで人気を集めている。