イスラエル産のウオッカ。製造元のカルメル社は、1882年にロスチャイルド家によって創設されたワイン醸造業者で、1948年のイスラエル建国後、現在の会社組織になった。現在は、このストプカの他にカルメル・ロスチャイルドやセレクテッド・ヴィンヤーズといった銘柄のワインえお販売している。このウオッカは、ロシアからパレスチナに入植したユダヤ人によって伝えられた製法をもとにつくられているもので、現在ではユダヤ教会の司祭(ラビ)が製造の指導にあたっている。ユダヤ律法に基づいてつくられる正式の料理をコーシャと呼ぶが、これはいわばコーシャ・ウオッカである。銘柄名のストプカとは、ロシアでウオッカを飲むときに一般的に使われるグラスのこと。スタンダード品以外は全て、フルーツの香味を加えたフレーバード・ウオッカ。レモン・シトロンの40度を除いて、日本ではリキュール規格になる。